【英語の発音練習Lv.11】英語は「高低」ではなく「強弱」で話す。

【英語の発音練習Lv.11】英語は「高低」ではなく「強弱」で話す。

英語のアクセントについて。

こんにちは。ずいぶんと記事が空いてしまいまいた。

英語のアクセントを調べていて、興味深い記事を見つけました。

英語におけるアクセントとは?の中で、

英語のアクセントは発音の勢いの強弱で表現されます。そして日本語のアクセントは音の高低で表現されます。それぞれ「強弱アクセント」と「高低アクセント」に区分されます。

英語の「アクセント」の考え方・基本ルール・効率的な身に付け方 https://eikaiwa.weblio.jp/column/study/pronunciation/english-accent-rules

という部分です。

日本語は「高低アクセント」、英語は「強弱アクセント」

以前、同音異義語の記事でも紹介しましたが、日本語は同じ言葉でも、音程を高くする/低くすることで、同じ言葉でも使い分けることができます。

「箸(はし)」と「端(はし)」が分かりやすいかと思います。

「その箸とって」と、「その端とって」は、同じ文字「そのはしとって」ですが、「はし」の音程を変えることで私たちは箸を取ってほしいのか、なんらかの端を排除するのか(もしくは取って欲しいのか)を判断することができます。

私は、これが英語になると、アクセントは音程の高低ではなく、発声/音量の強弱によってアクセントをつけているということを意識していませんでした。

英語の強弱アクセントのことを、「ストレスアクセント」と言ったりしますもんね。ストレスは圧とか強勢とかいう意味だそうです。

一方、日本語の高低アクセントは「ピッチアクセント」といい、音調を整える(Pitch)という意味があります。

言われてみると、それだけで日本語/英語っぽくなる。

例文にあるimportant(/ɪmˈpɔrtnt/)のアクセントの位置は、 im・por・tant。

矢印(→↑)を音程、○の大きさを発音で表してみます。

日本語アクセントの「高低アクセント」で発音してみる。

 im(→○)・por(↑・tant(→○)。イン・ポー・タント。

日本語っぽい。

英語の「強弱アクセント」で発音してみる。

これを、日本語の高低アクセントを意識せず、同じ音程で強弱だけで表現してみると、

 im(→○)・por(・tant(→○)。イン・ポー・タント。

一気に英語っぽくなりませんか?

まとめ。

いかがでしたでしょうか?

そんなの当然だろ!と思っている方もいるかもしれませんが、いちから発音を学ぶ上で、何を心がけたらいいのか、日本語との違いを学ぶことで、意識して発音練習に取り組めると思います。

ただ英語を聞き流すだけでなく、どの部分をどれだけ強く発声しているのか意識するだけでも、普段の英語学習がバリエーション豊かになりますね。

参考になれば幸いです!