【英語の発音練習Lv.5】ハロー?ヘロー?Play Along”Hello!”で発音をマスターする。

【英語の発音練習Lv.5】ハロー?ヘロー?Play Along”Hello!”で発音をマスターする。

誰もが最初に聞く曲、”Hello!”

DWEの教材を使い出したとき、誰もが最初に聞く曲がPlay alongの”Hello!”ですよね。延々と「Hello、Hello…」とずっと言い続けるあの曲です(笑)

おそらく日本人が初めて知る英語自体もHelloであり、身近な英語トップ5には入ると思います。

みなさん、Helloの発音に自信ありますか?ちなみに私は自信がありません。

今回は、このHelloの発音について練習したいと思います。

Helloの回数、数えたことありますか?

ちなみにこのPlay Alongの”Hello”、何回Helloと言っているか数えたことありますか?

正解は、なんと、約110回です。(PA1のCD調べ。)

約と言っているのは、3回聞いてみて全部数が違って疲れたから(笑)

3分半の曲でこれだけ含まれています。2回歌うだけで 220回も練習することになりますね!

Helloは「ハロー」?「ヘロー」?

日本語のカタカナで表記されると「ハロー」になっていることが多いと思います。が、そのまま発音してみると、全然ネイティブの発音と違いますよね。

とはいえ、「ヘロー」もなんだかちょっと違う。

実は「ハロー」も「ヘロー」も正しい発音ではありません!

では、正しいHelloの発音はどう発音するのでしょうか。

発音記号を確認する。

「Hello」をジョーンズ式発音記号で示すと、/ helóu /になります。

そのまま日本語のローマ字読みをしてしまうと「ヘロゥ」に見えるし、実際に発音してみるとそれっぽいですが、実はどれも日本の五十音にはない発音記号になります。

それぞれ、発音記号をみてみるとこうなります。

/ h /

無声音になります。手を温めるときの息を「はーっ」と吐く音です。喉に手を当ててみて、声帯が振動しない音になります。普通に「はー」と言ってみると、声帯が振動しているかどうかわかりやすいと思います。

/ e /

口を大きく開けて出す音になります。横ではなく、縦に大きく開けます。大袈裟に驚いたときの「えぇっ?!」と言ったときに似ていて、舌の位置は日本語の「え」よりも若干前に出てきています。

/ l /

舌の先を上の前歯の歯茎につけて出します。その状態で声をだすと、ラともルともつかない/ l /の音が出せます。

/ ou /

/ o / と / u /が組み合わさった音になります。日本語の「お」よりも舌の位置を後ろにおいて/ o /を出し、軽く口を丸くして/ u /を発音します。この丸くする具合ですが、日本語の「う」より開きは大きいです。/ u /のとき、舌の位置は前にあります。

また、/ ou /は別々に発音するのではなく、最後の / u /を軽く添える形で一気に発音します。

いかがでしょうか?それっぽく発音できたのではないでしょうか?

シーンによってアクセントの位置が違う!

Play alongのHelloを聞いていると、heにアクセントがあると思いませんか?mommyは確実に「【he】lou」に聞こえます。(私だけ?)

音程のせいもあるかもしれませんが、実はシーンによってHelloのアクセントの位置が変わっているようです。

最初にアクセントが来るとき。

普通の挨拶で、「こんにちは!」というとき。Play Alongでは普通の挨拶を練習していると思っていいと思います。

中間にアクセントがくるとき。

「みなさん、こんにちはー!」と大袈裟にいうときや、「どうしたの?」「あれ?」「もしもーし?」などのニュアンスあるときは、helóuになります。

たしかに、e-PocketのFace callなどをみていると、 「helo’—–u!my name is…」と発音している先生が多い気がしますね。映画などでも、電話が途切れてしまったときは「helóu?」と聞き返していることがわかると思います。

親はこんなシーンで使おう!

もちろん挨拶をするときに「Hello」は使いますが、こちらはどちらかというと丁寧な言い回しな気がしています。ネイティブの先生や初めて会う外国人の人との挨拶に最初のアクセントの方を使うのがベターで、実際に自分の子どもと一緒につかう挨拶のときは「Hi」が適切でしょう。

むしろ使うのは中間にアクセントが来るときで、いくら話かけても他に集中して聞いてくれていないときに、「おーい、もしもし、聞こえてますかー?」のニュアンスを込めて「helóu?」と使えると思います。

一緒にTickleしてあげると楽しくHelloが使えそうですね。

まとめ。

以上、DWEユーザーが初めて取り掛かるであろうHello!について記事にしてみました。

こうして記事にしてみると、普段使う「Hello」でも、発音や使うシーンによってアクセントが異なり、奥深いなと思いました。

ぜひ参考に練習してみてくださいね!