【DWE】なぜ挫折する人が多いのか?後悔する理由とその対策。
DWE購入前に検討したこと。
ディズニー英語システム(DWE)は英語教材として人気です。しかし、情報収集をすればするほど、中古DWEの存在や挫折した人の口コミを見ることができ、「我が家も途中で挫折してしまうんじゃないか?」ということに悩まれると思います。
高額な教材なだけに、後悔したくない!
今回は、DWEを正規購入した我が家が、購入前に調べた、DWEを挫折する理由と、その対策についてまとめたいと思います。
挫折する理由。
挫折した人や後悔している人の口コミを見ていて、当時私が感じた挫折している人の理由は下記のとおりです。
- 親が教材を活かせていない。
- 親が管理することへ負担を感じてしまう。
- 子ども自身が他のやりたいことに夢中になり、英語に触れ合う時間が少なくなった。
- DWEでは物足りなくなってしまった。
- 文字と音声の結びつけができていない。
- だんだん飽きる。
親が教材を活かせていない。
一番多い理由がこれだと思います。
- 下の子が生まれて余裕がなくなった。
- 教材が多くて何を使ったらいいのか分からない。
- 子供の到達点が低くて、効果を感じられない。
このような理由で、DWEの教材を使うこと自体から離れていき、DWEを挫折する方が多いと思いました。
おうちで英語をやるということは、親の働きかけは少なからず、というよりも、かなり重要な部分になってきます。かけ流しだけでは、絶対に英語は身につかないし、DWEは卒業できません。
子どもの到達点が低いと感じる前に、親として使いこなせていない教材はないかどうか考える必要があると思います。
親が管理することへ負担を感じてしまう。
子育てが一段落し、両親とも働きだすと心身ともに疲れて帰ってきます。家に帰ってからもさらに英語をするということに、負担を感じる人も多いようです。
また、DWEのレッスンをやらせよう!として押し付ける→子どもが嫌がる、というループに疲れてしまう人もいるようです。
興味が他に行ってしまい、英語に触れ合わなくなった。
あんぱんまん、トーマス、アイドルや戦隊モノなど、子どもの興味を引くものは世の中に本当にありふれています。他のものに興味が言ってしまうと、遊びの対象がDWEよりも他に行ってしまいます。
当時2歳になったころの長男がまさに、「ミッキー見ない。トーマス見る。」の時期でした。その頃はほぼDWEから離れていた生活を送っていました。
DWEでは物足りなくなってしまった。
これはかなり上級者の理由になります。
DWEの他にも英語教室などに通っているお子さんで、DWEである程度会話ができるようになってしまったので、英語教室のほうが楽しそうに通っているから。お友達もいるし。という理由でDWEを卒業せずにやめてしまうひともいるようです。
確かに英語力は身についているのかもしれませんが、個人的には、子どもにはきちんと卒業させて、「自分は卒業したんだ、やりきったんだ」という達成感を味わって欲しいなと思います。
文字と音声の結びつけができていない。
絵本、DVDのどちらかだけ食いつきがよく、DVDはよく見るけど話せない、文字になると分からない、絵本はよく見るけど発音がいまいち、というパターンもあるようです。
TACを熱心に取り組んでいて、単語は話すけれど、文章になると話せなくなった、という人も見受けられました。
これもどちらかに偏ることなく、全体的に教材を活用することで解消されると思います。
だんだん飽きる。
これも多い理由の一つだと思います。Book1〜Book12まであるとはいえ、「これ前も見た!」というものを何回も何回も見ることになります。
子どもも大人も、いつか「またこれか」と飽きてしまう時期がきます。我が家は全部DVDを見きる前に飽きてしまって、早々に子どもが喜ぶトーマスやアンパンマンを見せてしまいました。
挫折しないための対策。
ここからは、これらの挫折してしまった人の理由を受けて、我が家が購入当初に考えていた対策や、現在我が家が行っていることを紹介したいと思います。
ルーチーンにしない。
インスタグラムやツイッターを見ていると、「今日は2時間やりました!」「TACを毎日10枚やっています!」など、DWEを習慣化できている親御さんがいらっしゃいます。
それはすごいことだし、尊敬しています。そしてそのお子さんたちの到達点も、きっと早いことと思います。
それができる人はいいのですが、うまく習慣化できないと、それは親も子も負担になります。うまく習慣化できないと、親は「あぁ、今日も出来なかった」と後悔し、子どもは「なんで今日はやらないんだろ?」「昨日やらなかったんだから、今日もやりたくない」とお互い苦しくなってしまいます。
我が家は家族全員がズボラで新しいことを習慣にすることが難しい性格なので、DWEをルーチーンワークにすることをやめました。
DWEを続けるコツは、楽しくやることだと思います。お互いが負担に感じるようなことは避けたいところです。
しかし、時間だけは確保する。
我が家は「毎日○○をやる」というような習慣をつけてはいませんが、1日1度は必ず英語に触れ合う時間を作ろうとしています。1日1時間は最低限、できれば2時間。
2019年現在(4才&1才)は、朝のご飯を食べている最中が一番静かで平和(笑)なので、朝まず子どものどちらかが起きてきたら、何かのDVDをつけ、朝ごはんを食べながら、ボーッと見ています。
朝に時間を取れなかった場合は、晩ご飯の時や、寝る前に一緒に遊ぶ時間に絵本を読んだりPlay Alongで遊んだりしています。
教材は小出しに、満遍なく使う。
毎日教材を満遍なく活用しようとすると、親も子どもも飽きてしまいます。我が家は今DVDとマジックペンがブームですが、飽きてきたころにTACを出して流しだすと、TACの取り合いになります。
久しぶりにやるおもちゃやDVDって、すごく盛り上がりませんか?我が家は普段TACをやろうとすると、「これはやらない!」と隠し出すのですが、久しぶりに遊びだすと20分は遊んでくれます。
また、DVDのインプットだけ行っていると、発音するというアウトプットをしなくなってしまいます。(今の我が家はその問題に陥り中。)
インプットをしたら、TACや質問をだす、テレフォン・イングリッシュを使う、絵本を交互に読み合うなどして、アウトプットの機会を持つことが続けるコツだと思います。
思い切って、DWEに触れない時期もアリ。
我が家には長男2歳のころに「もうミッキーは視界に入れないでくれ」という時期があって、そのころは全くといいほどDWEを使っていませんでした。
その頃興味が写っていたのは先にも触れた「トーマス」でしたが、音声切り替えを使って、日本語だけではなく英語でも見せるようにしました。英語に触れ合う時間だけは確保するようにしたかったのです。
そしてDWEを忘れた頃にまた見ると、「これ知ってる!」とものすごく食いつくようになりました。
さらに、DWE以外のアニメやDVDを見ていても、自分から「今回は英語で見る!」と言い出すようになりました。英語で理解できているとは全く思いませんが、英語への拒否感というよりも、英語でみることの面白さを感じてるように思います。
あまりにも嫌がる場合は、DWEから離れてみる(でも英語には触れ合う環境はつくっておく)のも手のひとつだと思います。
サポート・アドバイスを利用する。
DWEには定期的にサポートDMレターや、電話でアドバイスを受けられるサービスもあります。
ガイドがある。
ガイド、活用していますか?我が家はあまりにも教材が散乱するのでガイドを段ボールにしまってしまいましたが、各教材ごとに「こういう使い方をしてね」という活用ガイドがあります。
また、定期的に届く会報誌「ワールドファミリーマガジン」にも、年齢に沿った活用方法や、卒業した先輩の取り入れ方なども紹介されていますので、そちらも確認してみるといいと思います。
電話もある。
また、WFクラブ会員になるとホットライン(電話相談)もすることができます。
0120-953-369(平日10:00~17:00)
音声ガイダンスに沿ってボタンを押すとサポートにつながります。我が家も進め方については悩んでいるので、今度電話してみたいと思っています。
イベントに参加する。
これは実はまだ我が家は未経験なのですが、そろそろイベントに参加したいと思っています。今まで参加していなかったのは、有料であることと、子ども本人がたくさんの人数がいる場所が苦手なことから、まだ早いかなと思っていたのです。
イベントに参加すると、他の子どもと一緒に遊べ、先生とも触れ合えるので、家に帰ってからのやる気にもつながります。
子どもの様子が楽しくなさそうだったり、やる気を失ってきたりしたときにイベントを定期的に取り入れることで、モチベーション維持に役立つと思います。
できれば、友達を作りたい。
できることなら、同じDWEを使う友達ができるといいなと思います。お互いがアウトプットできる対象になりますし、一緒にイベントにいったりと楽しみが増えますよね。
まとめ。
英語の環境をいかに作るか。
以上、DWEを挫折した人の理由とその対策をまとめました。
我が家がDWEを続けるためにしているモットーとしては、「無理をせず、楽しく英語を身につける」ところにあります。家族の誰かが負担に思っているのであれば、いずれ我が家はDWEを挫折すると思います。
DWEをしたくないときはしたくないでいい。でも、やるときは家族で思いきり楽しみたい。
無理なく、負担なく、気長に英語の環境を作っていくことで、DWE生活を楽しく続けられると思います。
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