おうち英語で子どもに使いたい英語の褒め言葉フレーズ【シーン別・発音記号付き】
褒め言葉はとても重要!
親から褒められると、子どもはとても喜びますね。子どもを褒めることは、「自分を認めてもらえた」「努力を見てもらえていた」という、自己肯定感につながります。
自己肯定感が強くなると、積極性がでたり、失敗を恐れずいろんなことにチャレンジしてみようという気になります。
親が積極的に褒め言葉を使うことで、子供の能力を伸ばすことにつながると思います。
子どもへの褒め方が分からない方へ。
おうち英語を実践していて思うのは、どのようなシーンでどんな風に言えば良いのか分からないことです。
今回は、褒め方が分からない親(主に私)のために、シーン別に褒め言葉をまとめてみました。
私が実際に褒め方で参考にしているのは、Youtubeです。ネイティブの方のYoutubeを見ていると、本当に子供をたくさん褒めているので参考になります。
私がよく見ているのは「バイリンガルベイビー」です。英語の勉強向けに作られていて、兄妹の年齢がほぼ同じ。更新頻度も高く、とても参考になります。
シーン別!褒め言葉。
どんなときにでも使える褒め言葉。
very good!
/ véri gúd /(とてもいいね!)
Goodは褒め言葉としては一番弱い表現ですが、それにveryをつけることでちょっと強めの表現になります。レベルとしてはGreatと同じくらいでしょうか、「So good」という言い方もありますが、今までにご紹介してきた通り「So」は口語的でカジュアルな表現になります。
比較すると、「Good<Great<Excellent<Amazing<Fantastic」といったところ。
(英語をうまく言えて)(簡単なことができて)Very good.
Great!
/ gréit / (すばらしい!)
very goodと同じくらいの強さの褒め言葉になります。ちなみにGreatは「So great!」はあっても「Very great!」は言いませんのでご注意ください。Soはラフな口語表現なのでルールを気にせず使えるのですが、veryはすでにgreatの意味合いに含まれています。もしつけたい場合は「absolutely great(本当に(絶対的に)すごい)」や「really great(本当にすごい)」などと使います。
(いいアイデアが出てきて)That's great idea!
Excellent!
/ éksələnt /(素晴らしい!)
amazingやfantasticと一緒に抑えておきたい褒め言葉になります。大変素晴らしい!や優れた結果が出て、とても感激・感動しているときに使います。
普段使いとしてはGoodやNiceで褒め、それよりよくできた時はGreat、ここぞというときはExcellentやAmazingを使うと良いと思います。
(とてもうまく発音ができて)(テストで100点をとって)Excellent!
Amazing!
/ əméiziŋ / (すごい!)
感情込めて言いたい褒め言葉の一つ。びっくりするほどすごい!素敵!というようなニュアンスを持ちます。
(いつも片付けしない子が片付けができて)Amazing!
Fantastic!
/ fæntæ’stik /(素晴らしい!)
fantasticは、普通では考えられないレベルですごい、型破りな場合に使う最上級の褒め言葉になります。
(運動が苦手な子が1位をとって)Fantastic!
良いことをして褒めたいとき。
Good boy! / Good girl!
/ gúd bɔ’i / gúd gə’:rl /(良い子だね!)
日本では犬の調教などでよく耳にする表現でもありますが、英語圏では子ども相手によく使われる表現になります。
お片付けをしてくれたとか、家事を手伝ってくれたとか、良いことをしてくれたときい使いたいフレーズです。
(お願い事に対して言う通りにしてくれたとき)Good boy / Good girl.
頑張ったことを褒めるとき。
Good effort!
/ gúd éfərt / (よく頑張ったね!)
あまり聴き慣れない褒め言葉ですが、結果はともかく、ベストを尽くしたときにかける言葉です。effortは努力という意味になります。結果が本人の希望にそぐわなかったとしても、努力を褒める前向きな言葉になります。
(習い事で思った結果が得られなかったけど)Good effort!
Good job!
/ gúd ʤɑ’b/(よくやった!)
こちらはGood effortよりは、テストや運動会などで良い結果が得られた時に使います。日本でもよく良いなれた言い回しですね。一番ではなくても、十分な結果が得られたと思っている場合はGood jobや後述のWell doneを使います。
(苦手なことができて)Good job!
Great job!
/ gréit ʤɑ’b /(よくできました!)
こちらはGood jobよりも大きく褒めてあげたい時に使いたい言葉。Good jobは良い仕事したね、というニュアンスに対して、Great jobは素晴らしい!のようなニュアンスを持ちます。
(苦手なことを乗り越えて)Great job!
評価として褒めたいとき。
Perfect!
/ pə’:rfikt /(完璧!)
非の打ちどころがないときに使います。テストで100点満点をとれたときなども非の打ちどころがないですが、完璧がじゃないときでも使います。例えば、お着替えをして、どうかな?など聞かれ、雰囲気にあっていたときなど使います。
(自分で着替え終わった時に)Perfect!
Good for you!
/ gúd fɔ’:r jú:/(よくやりました!)
DWEのプレイアロングにも出てくる表現「Good for you」。シーンとしては、何か良いことが起きたときに使います。「今度の発表会で主役に選ばれた」「何かに合格した」など、相手ができたことに対して賞賛するときに使います。
「〜is good for you.」のようにすると「〜はあなたのために良いよ」という別の意味になってしまうので、プレイアロングと同様に使いましょう。
(できなかったことができて)Good for you!
well done!
/ wél dʌn /(でかした!)
「well(よく)+done(終わった)」からもわかるように、仕事や計画、何かを達成できたときに、「よくできた!」の意味合いで使います。Good job やGreat jobと似たようなシーンで使います。ちなみにお肉の焼き加減のウェルダンも中まで火の通った、よく焼き終わった状態のことを指します。
(目標をやりとげて)well done!
You can do it!
/ jú: kæ’n du ít /(できるじゃん!)
こちらもよく聞く表現ですが、アクセントの位置にご注意ください。「do」にアクセントをおくと「できるじゃん!」という意味合いになりますが、「You」にアクセントをおくと、「(自分がやりたくないから)あなたがやりなよ!」という意味合いになってしまいます。
アクセントの位置や表情など、言い方によって全く違うように捕らえられてしまうので、しっかりと元気に嬉しそうに褒めてあげてください。
(信じていたことができて)You can do it!
You did it!
/ jú: díd ít /(できたじゃん!)
子供と一緒に生活していると、あっという間になんでもできるようになっているから驚きです。そんなこともあり、使用シーンの多い表現になります。
(今までできていなかったことができて)You did it!
cool!
/ kú:l /(いかしてる!)
スラングになりますが、日本でもよく使われているのでは?と思います。褒め言葉としては、「cool<awosome」と、次に紹介する表現の方が強い表現になります。
(かっこいいものを身につけていて)cool!
That’s awesome!
/ ðæ’ts ɔ’:səm /(すごいね!/やばいね!/最高!/すばらしい!)
何かを達成した時や、良い出来事が起きたときに使います。awesomeは元々は「(自然や神的なものなど強力で超人的なものに対して)畏敬を抱かせるほどすごい」というニュアンスを持っていたのですが、若者スラング化してナチュラルな表現としてッツ変われるようになりました。
会話の中で使われる表現なので、ビジネス文書など公的な場面では使いません。旅行先などで素晴らしい風景にあったときは「awesome!(すご!やば!)」、相手の会話上では「That’s awesome(それはすごいね!それは最高だね!)」など使ったりするようです。
(旅行先で)Awesome!
(子供が物怖じせずできて)That's awesome!
You’re incredible!
/ jər inkrédəbl /(あなたって本当にすごい!)
日本ではディズニー映画の「ミスター・インクレディブル」が有名ですが、それと同じ単語になります。ニュアンスとしては、映画をご存知の方はイメージできるかもしれませんが、信じられないほどすごい結果がでたときに使いたいフレーズ。
まるで自分がスーパーヒーローになったかのように思ってくれるかもしれません。
(なにかで賞をとって)You're incredible!
日本語では違和感のある、最上級の褒め言葉。
I’m proud of you.
/ aim práud əv jú: /(えらいじゃん!すごいじゃん!)
直訳すると「あなたを誇りに思うよ」ですが、実際はそんなに重い表現ではありません。子供や仲の良い友達など、気心しれた人に対して「自分のことのように嬉しく思う」という意味合いに近いです。
上司や目上の人には使わない表現なのでご注意ください。
(発表会で上手にできて、テストで良い点をとって、合格して)I'm proud of you.
まとめ。
いかがでしょうか?
今回ご紹介したのはほんの一部ですが、子育て中の表現としてよく使われ、また使いやすい表現を集めてみました。
全部一度に使おうとすると大変なので、まずは短いフレーズから少しずつ、でも頻度は高く、子どもたちを褒めていけたらいいなと思います。
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