DWEを買ったけど使わなくなった理由と、それでも解約しない理由
DWEを買ったのに、いつの間にか使わなくなってしまった。
そう気づいたとき、最初に頭をよぎったのは「お金の無駄だった」という気持ちでした。罪悪感というより、後悔に近い感覚。
でも我が家は、その後も何年も月額を払い続けました。棚の奥に眠ったままの教材を横目に過ごしながら。
それでも11年間、解約しませんでした。そして今年、解約しなくてよかったと思う出来事がありました。
使わなくなった理由。正直に書きます
子供が嫌がった日から、棚に戻りました。
長男が年中のころ、突然CDをかけるのを嫌がり始めました。
それまでは毎朝かけていたのに、「これいらない」と言い出した日のことをよく覚えています。無理にかければ泣く。かけなければ罪悪感。そのうち「今日は機嫌が悪いから」「今日は疲れてるから」と理由をつけて、かけない日が増えていきました。
気づいたら、数ヶ月が過ぎていました。
月額を払いながら、解約について何度も調べた。
使わない月が続くと、正直、かなり葛藤しました。
「これ、意味あるのかな」「解約したほうが家計のためにいいんじゃないか」。ワールドファミリークラブの解約方法を検索したことも、一度や二度ではありません。問い合わせページまで開いて、結局閉じた、ということもありました。
それでも踏み切れなかったのは、論理的な理由があったからではありません。「まだ決断したくない」という、それだけの気持ちでした。解約は、どこかで「もうやめた」と認めることに感じられて。
親も、疲れていました。これも正直に言います。
DWEは、親がかけ流して、声かけをして、TACやテレフォンインイングリッシュを申し込んで——やることが多い教材です。
仕事が忙しくなった時期、下の子の育児で手一杯だった時期。そういうときに「さあDWEをかけよう」とはなりません。教材は静かに棚の奥へ行き、気づいたらホコリをかぶっていました。
これは意志の弱さではなく、生活の優先順位が変わっただけだと、今はそう思えます。でもその当時は、かなり自分を責めていました。
それでも解約しなかった理由。「いつか」への期待だけが残っていた
論理的な判断ではありませんでした。
「子供がまだ小さい。いつか、何かのきっかけで英語に興味を持つかもしれない」。その根拠のない期待だけが、解約ボタンを押す手を止め続けていました。
子供の「スイッチ」は、親が予測できない場所にある。
小学校で英語の授業が始まると、急に「英語ってこういうことか」と気づく子がいます。好きなゲームが英語しかなくて、自分から調べ始める子もいる。
子供の興味のスイッチは、親がセットするものではなく、子供自身が予測できないタイミングで入れるものだと、長男を見ていて思います。
長男が小6で、棚からCDを引っ張り出してきた日のこと。
きっかけは、妹でした。
ある日、下の子がDWEをかけているのをリビングで聞いていた長男が、突然「それ、貸して」と言い出しました。
自分でプレイヤーにセットして、床に座って、急に真剣な顔で聴き始めた。さっきまでゲームをしていた手を止めて。
「これ、前に聞いてたやつだ」と、ぽつりと言いました。
幼いころに耳に入れていた音が、6年越しに戻ってきた瞬間でした。本人の中で何かが繋がったのだと思います。私には、何が繋がったのかはわかりません。でも、あの真剣な顔は本物でした。
解約しなくてよかった、と思いました。あのとき踏み切っていたら、この教材は手元になかった。
妹には、まだこれから先がある。
長男のあの夜を見てから、妹のことが楽しみになりました。正直に言えば、大いに期待しています。
あの子にも、いつかあんな瞬間が来る。根拠はないけれど、今はそう思えています。手元に教材がある限り、そのチャンスは残り続ける。再入会は費用も手間もかかる。解約は、ほぼ一方通行です。
「少しだけ期待している」から、「大いに期待している」に変わったのは、長男のおかげでした。
解約を考えているなら、一度だけ立ち止まってほしいこと
解約すること自体が間違いではありません。月額の負担が家計を本当に圧迫しているなら、それは現実的な選択です。
ただ、「使わない罪悪感」と「月額費用の負担感」は、切り分けて考えてほしいです。罪悪感から解約しようとしているなら、もう少し待てるかもしれません。
子供がまだ小学生以下であれば、英語への興味が戻るタイミングがくる可能性は十分あります。そのとき手元に教材があるかどうかは、思っているより大きな差になります。
感情的になっているときに、一方通行の決断をしないほうがいい。それだけは、11年経った今も思います。
まとめ。使わない時期も、DWEの一部だと思っています
11年使ってきて、はっきり言えることがあります。
使わない時期は、失敗ではない。
長男が照れながらCDをセットしたあの夜、「ああ、続けててよかった」と思えた。それだけで、我が家にとってはDWEを手元に置き続けた意味がありました。
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