人気の瞬間英作文を続けられなかった私が思う、効果とメリット・デメリット。

瞬間英作文トレーニングを辞めてしまった。

「英語を話せるようになりたい！」と思う方が、やり直し英語として検討するテキストの一つに「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」があります。

実際に本屋さんでも必ず置いてあるし、アマゾンなどのレビューも高く、大人気。

そんな英語学習の最先端ともいえる本書ですが、私は早々に断念しました。

話すための瞬間英作文のメリット・デメリット。

瞬間的に英語が出てくるようになる。

この本のレビュー点数が高い理由には、主に「英会話の瞬発力を高められる」という点にあります。内容のレベルとしては、中学1年〜中学3年生レベル。

日本語の例文に対して、英語で口で答える作業を何度も何度も繰り返し反復練習することによって、頭で考えなくても英語で答えられるようになる、というものです。

簡単な文法からだんだんステップアップするので、英語初心者にも安心。

私もやり始めたときは、英語が勝手に口から出てくるような感覚を覚えました。

使わないフレーズが多い！

この本の学習法で大切にしていることは反復練習です。本では「フレーズを口に落ち着ける」と言っていますが、これがまさに英会話には重要。この反復練習が私には楽しくありませんでした。

なぜかというと、全く使わないフレーズが多い。

一番最初のステップから、「この辞書は良い」の英訳を何度も練習することになるのですが、この辞書が良いって紹介するシーンが人生に何度あるでしょうか？私は丸34年、生きてきましたが、辞書を紹介したことは生まれて一度もありません。

さらに、Amazonなどのレビューを見ると、実際に海外で働いている方が「文法としては合っているかもしれないが、使わないフレーズが多い」と言っていたり、ネイティブの方が間違っていると言う表現もあるようです。

(私は中身チェックしてもどれが間違いなのかはよく分かりませんでした）

そして、何より楽しくない。

使わないフレーズだからか、反復練習をしていても全く楽しくありません。やりきるとまた達成感があるかもしれませんが、使わないフレーズを身につけたって・・・と思いながらする反復練習は本当に苦痛です。

そしてネイティブのスピードについていけず、「ちょっと待って！もっとゆっくりしゃべって！」と思うことも多々あり。

できれば楽しく、続けられるトレーニングがいいなと思います。

これを踏まえて、私に必要なトレーニングとは。

瞬間英作文のデメリットは、「使わないフレーズが多い」「そして楽しくない」の二つです。ただ、英語を口に落ち着けるという概念や、フレーズを英作文するというトレーニングによる効果はとてもいいと思っています。

それを踏まえて、私に必要なトレーニングの条件を考えると、

• 日常に必要なフレーズの反復練習。
• フレーズを応用した、瞬発的な英作文能力を高める。
• 著者が日本人ではなくネイティブ監修。

この3つになるかなと思っています。

気になっているアプリ「ニック式英会話ジム」

前回のgleeで聞き取りができなかった記事でもご紹介しました、英会話教室も運営されていてYoutuberでもあるニックさんが開発した「ニック式英会話ジム」が気になっています。

スタディサプリEnglishの講師陣としても登場されているようです。

コスパでは「本気で英会話！ペラペラ英語」も気になっているのですが、使うフレーズのシチュエーションが限られているように思え、応用力はつくのか疑問に思うところがありました。

こちらの「ニック式英会話ジム」ではフレーズに加え、置き換え、句動詞なパターン、音読などを複合的に反復練習できそうなので、値段はしますが、瞬間英作文の方法がいいと感じている方にはおすすめ出来そうです。

使ってみたいところですが、いまだ旦那の許可が下りず。プレゼン中。

まとめ。

以上、人気の瞬間英作文について、メリット・デメリットを紹介しました。

瞬間英作文は日本語からの翻訳に慣れてしまっている日本人の英語トレーニング方法としてはとても良いと思いますが、その内容については、人それぞれ向き・不向きや英文の誤用もあるようです。

英語の学習方法を探している方の参考になれば嬉しいです。