【DWE】グリーンに出てくる“So do I!”の使い方

【DWE】グリーンに出てくる“So do I!”の使い方

DWEで初めて聞いた“So do I”

DWE(ディズニー英語システム)で初めて聞いたシリーズ。前回は”Oh boy”の使い方をご紹介しました。

今回は、グリーンに登場する“So do I ”についてご紹介したいと思います。

なんでI do tooじゃないの?

シーンはグリーン5で、ミッキーたちが木の下でこれから何をするか話し合っているところ。ミッキーやミニーが「○○したい。誰か一緒にくる人ー」という声かけに対して、クララベルとグランマ・ダックだけが”So do I”と言っています。

どうしてグーフィーやヒューイと同じ表現ではないのでしょうか?

やや形式的な言い方。

“So do I”は「Me too」や「I do too」と同じ意味の「私も!」という意味になります。ただ、表現としてはワンランク上で、知的で素敵な表現をしたい場合に使います。

「Me too」はカジュアルで友達同士に使ったりするので、ビジネスシーンなどで使ってしまうと少し幼稚に思われてしまうらしいです。

グランマ・ダックは祖母だからわかるとして、クララベルは友達じゃないの?と思われると思いますが、調べてみたところ、クララベルの設定は姉御肌で大人っぽい雰囲気をもつミッキーの旧友なんだそうです。

クララベル・カウはミッキーの旧友

https://castel.jp/p/3550

ですので、おばあちゃんであるグランマ・ダックや、姉御肌のクララベルが“So do I”を使っているのも納得できます。

語順が入れ替わる倒置構文

この”So do I”は、「So + 動詞 + 主語」という、語順がいれかわる倒置構文となっています。

どうして倒置させているかというと、動作を強調するためだと言われています。

文法は後からついてくるものだと思いますが、感情が昂って真っ先に伝えたい思いが先走るとネイティブスピーカーが自然とこのような語順・言葉遣いになってしまうのは日本語版の例えを見てもある程度わかります。

So do I / So am Iの倒置の使い方について https://talking-english.net/so-do-i-so-am-i/

注意点。

“So do I “には注意点があります。それは、

文脈に応じて変更する必要がある。

先にもご紹介したとおり、”So do I”は「So + 動詞 + 主語」という構文なので、ただ単純に”So do I”というフレーズを使えばいいわけではなく、文脈に応じて動詞や主語を変更する必要があります。

たとえば、DWEブルーの曲”Take turns”でも使われている「…and So do you.」はまさにそれです。

  • So am I.
  • So was I.
  • So did we.
  • So will you.
  • So can I.
  • So should I.

否定文に対する同意だと、「Neither + 動詞 + 主語」になるので、

  • Neither am I.
  • Neither was I.
  • Neither did we.
  • Neither will you.
  • Neither can I.
  • Neither should I.

となります。

まとめ。

文脈によって変化させる必要がある分、「Me too」を使うよりも遥かに高度な感じがしますね。

ただ、ビジネスシーンなどの正式な場面で使用したり、使いこなせると相手の話を正しく聞きこなせるようになるので、おうち英語の実践でも「Me too」よりもこちらを使った方が、大人も子供も表現の幅が増えるような気がします。

参考になれば幸いです。