DWE購入に反対する家族。理解を得るために押さえておくべき13のポイント
※イメージ写真のようなお色気は使っていません。
DWEは理解が得られにくい
日本語が一切登場しない母国語方式で英語が身に付けられるディズニー英語システム(DWE)。最初に目にした時には、たしか「たまごクラブ」などの妊娠中の母親向けの雑誌で、私が胎教や早期教育について勉強し始めた時期でした。
可愛らしさと効果がありそうな目を引く広告から、ずっと気になっていましたが、周囲からの「高額」「挫折」という意見も耳にしていたので、もしやるとしたら、相当な反対を受けるだろうなという覚悟をしていました。
その上で、「やはりどうしてもサンプルDVDを試してみたい」と思った私は、夫に相談することにしたのです。
当初、夫は反対派だった
反応は即答で「No」でした。サンプルDVDも取り寄せる前です。まるでアレルギー反応でも起こすみたいな即答ぶり(笑)に、その理由を聞いてみることにしました。
DWEに反対する、その理由
夫が反対する理由を簡単に言うと、
- 高い
- 続かない
- 身につかない
- 本人の自主性を大事にしたいので、「やりたい」と言い出してからでいい
- 英語教育の必要性を感じていない
- 営業の電話が面倒くさい
このような感じでした。
DWEは高い
「いくらするの?」の問いに約80万くらいと答えたところ、「中古車買えるじゃん!それなら車を買ったほうがいい」という反応でした(当時、我が家には車がありませんでした)。
それに対し、私としては幸い出せるだけの貯蓄があるのだから、必要性があるのであれば、貯蓄を切り崩す覚悟をしていたので、この辺りに対してはきちんと調べる必要があるなと思っていました。
通信教材は続かない
「子どものとき、チャレンジ続けられた?」
この問いが一番困りました。なぜなら私自身が通信教材を続けられた試しがないからです。実際、DWEを調べると挫折した人のレポートや、中古で売り出されているのをすぐ目にすることができたので、きちんと続けられるのか不安がありました。
しかし、きちんとDWEを卒業できている人がいるのも事実。
挫折してしまった人のポイントと、自分自身が続けられるのかどうかの見極めも必要だなと思いました。
通信教育で英語は身につかない
「英語が身につく/身につかない」のレベルをどのあたりに想定するかがポイントですが、私自身では「ネイティブに近い発音で、英語圏の人と話すときに日常会話ができるレベル」を想定していました。ですので、DWEは条件にぴったりだったのですが、
「英語教室のほうが身につくのでは?直接話せるし、今はオンライン教室もあるよ」
という夫の疑問は解消しなければいけないポイントのひとつでした。
本人の「自主性」を大事にしたい
これには私も同意でした。ただ、英語に関しては本人が「やりたい」と言い出してからでは遅いという理由がありましたので、これもプレゼンの内容に含めることにしました。
そもそも英語の必要性を感じていない
私が夫の発言で驚いた一つです。
「翻訳機の発達や、それこそ英語を話せる人が増えてくるので、自分自身が英語を話せなくても支障がない世の中になるよ」
確かに、近い将来、日本人が英語を身に付けていなくてもよくなるのかもしれません。でも、テストは?その英語が正しいか・どうかの判断は?
英語が身についていることに越したことはないはずです。このあたりは、夫に納得してもらうだけの説明が必要でした。
営業の電話が面倒くさい
仕事で疲れて帰ってくる夫にとって、営業の電話相手も苦痛だったのでしょう。誰しも、しつこい営業の電話は面倒くさいことだと思います。
サンプルDVDを取り寄せると営業電話がしつこくかかってくる可能性があったので、我が家はサンプルDVDの取り寄せ自体も簡単にはできませんでした。
(実際、サンプルDVDを取り寄せてから、営業の電話は2週間に1回くらいのペースでかかってきたような覚えがあります。応対は夫がしましたが、しつこい電話ではなかったようです。我が家は3回目の電話で、営業訪問にきてもらうことにしました)
反対する夫の理解を得るために
DWE購入には夫婦の貯蓄から出す必要がありましたし、DWEを続けるには夫の理解が必要だったので、私は夫にDWEのプレゼンを冷静に理路整然と行うことに決めました。
先に聞いていた夫がDWEに反対する理由と、それに対する回答。他、DWEのメリット・デメリットなどを出来るだけ客観的になるよう努力してまとめると、A4用紙裏表3枚分になりました。
そして、事前に「DWEのプレゼン資料作ったので、後日時間のあるときに時間ちょうだい」と前フリしておき、後日、仕事が忙しくなさそうでご機嫌のいいとき(ここ重要!)に、DWE購入について切り出したのです。
プレゼンしたDWEの内容とは?
プレゼンした内容を見返すと、以下のような内容でした。
- なぜ英語のタイミングが乳幼児期の今なのか。
- なぜ子どもが「やりたい」と言ってからでは遅いのか。
- 子どものうちに英語を習得できているというメリット。
- DWEは、ぶっちゃけ総額いくらかかるのか。
- なぜ中古ではだめなのか。
- 英語教室のほうがいいのではないか。
- 他の英語教材ではなく、なぜDWEがいいのか。
- 自分たちが長期的に(小学校高学年までを想定)サポートできるのか。
- DWEの支払い方法は。分割にするか、一括で支払うか。
- 買うとしたら、どのセットを買うのがいいのか。
- 「WFクラブ会員」の説明と、入会するかどうかの確認。
- DWEを活用する時間はあるのかどうか。
- その他、DWEが我が家に必要とされる理由。
これらの内容は後日詳しく記事にしたいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
プレゼンを受けた結果、夫は「やってもいいかもね」に代わったので、我が家はサンプルDVDを取り寄せ、再度DWEのメリット・デメリットを話し合い、営業訪問にきてもらうことになりました。
営業の方が訪問したときには夫も同席してもらいました。そのほうが、不満なく購入にすすめると思ったからです。結果、営業訪問にきてもらったその当日にスムーズに購入することになりました。(営業当日に購入したほうが安くなるサービスがあることを知っていたので、買うなら営業にきてもらったその日に、ということも話あっておきました)
まとめ
以上、私がDWEを正規で購入する際の夫からの反応と、それに対するプレゼン内容を紹介しました。
私は直情型で感情的になりやすいので、夫の気持ちに寄り添い、冷静に、客観的にプレゼンするよう努めたことも、購入するに至ったポイントだと思います。
このプレゼン内容は夫だけではなく、祖父母などにも使える内容だと思いますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
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