DWEか英会話教室か?DWEを購入した我が家が検証したこと。
教室に通った方が効果があるのでは?
ディズニー英語システム(DWE)はオールイングリッシュで構成された英語教材です。つまり、おうちでの英語教育がメインになります。
我が家がDWEを購入する前に悩んだことが、「英会話教室のほうが安いし効果があるんじゃないの?」ということです。
今回は、我が家が検証したDWEと英会話教室の比較を行い、それぞれに感じたメリット・デメリットを紹介したいと思います。
DWEと英会話教室の比較。
まずは、DWEと英会話教室の比較です。
我が家は小学校卒業年である12才までの12年間で換算してみました。
また、英会話教室は札幌近郊の英会話教室を参考にしたものです。英会話教室の費用がなぜこんなにも差があるのかというと、日本人教師かネイティブ教師かの違いです。
ネイティブの先生から学べる教室はやはり高いという印象でした。
DWE | 英会話教室 | |
触れられる総時間 | 4,380時間〜8,760時間 ※毎日1時間〜2時間を想定 | 1,248時間 ※週1回1時間を想定 |
かかる費用 | 1,268,700円+イベント費 ※(80万セット+月会費)+イベント費 | 576,000円〜1,296,000円+(教材費×子どもの人数) |
親の負担 | 触れる時間を作る必要。 モチベーションを保てないと難しい。 | 送り迎えがある。 教室任せなので、英語力については負担が少ない。 |
送り迎え | なし | あり |
アウトプット量 | 週1回のテレフォン・イングリッシュ、イベントなど少ない | 週1回必ずある。 |
中古 | 売れる。 | 売れない。 |
DWEのメリット・デメリット。
ここからは、比較表をもとにして、DWEのメリット・デメリットを紹介します。
DWEのメリット。
英語に触れられる時間が長い。
比較表見ていただければわかりますが、英語教室と比べて毎日英語に触れられるDWEは圧倒的に英語に触れられる時間が長いです。その時間、一番近い時間で見積もってもおよそ3.5倍です。
実は英会話教室より安い。
当時の消費税8%での換算なので、今計算すると若干違うかもしれません。英会話教室は日本人の先生だと費用も安くなるようですが、DWEと同じネイティブの先生にすると実は総額はDWEのほうが安かったりします。
このあたりは住んでいる地域によっても変わってくると思いますので、ぜひ日本人の先生とネイティブの先生が行っている教室で比較してみてください。
ここで肝心なのは(教材費×子どもの人数)を加えるところです。英会話教室は子どもごとに教材費や月会費がかかる(それも毎年)に対して、DWEの月会費は家族単位なので、きょうだいが何人いても月会費は毎月3,000円弱です。
兄弟・姉妹がいる場合にDWEをお勧めしたいメリットがここです。
たとえば
- 子供が2人
- 4才差
- 第一子が生後6ヶ月~12才小学校卒業まで続ける
- ネイティブ講師
- 週1回のアウトプット
を条件とした場合、
DWEの場合 | 英会話教室(某大手駅前キッズコース)の場合 | |
教材費 | 約80万 | 16,000円×2人=32,000円 |
月会費 | (約1,300円×12ヶ月) +(約3,500円×126ヶ月)=約456,600円 ※生後18ヶ月までは会費半値 ※会費は家族単位なので、子どもは何人いても会費は変わらない | 第一子: (8,000円×30ヶ月)+(8,000円×48ヶ月)+(8,500円×72ヶ月)=240,000+384,000+612,000=1,236,000円 第二子(4歳差なので8才まで): (8,000円×30ヶ月)+(8,000円×48ヶ月)+(8,500円×24ヶ月)=240,000+384,000+204,000=828,000円 きょうだい合計:2,064,000円 ※6ヶ月〜、3才〜、小学生〜のコースで換算 |
年会費 | なし | 第一子: 12,000円×12年=144,000円 第二子: 12,000円×8年=96,000円 兄弟合計:240,000円 |
その他 | イベント費(参加は任意) | なし |
合計 | 1,256,600円+イベント費 | 2,336,000円 |
このように、きょうだいが二人いただけでも倍近く費用が違いますね。
DWEは兄弟がいればいるほど、英会話教室に通わせるより安いということになります。
送り迎えの必要がない。
我が家が住んでいるのは北海道なので、冬の送迎はとても大変です。大吹雪の中を運転するのはかなり大変です。ましてや我が家は車が一台しかない&私がペーパードライバーなので、送迎は至難の技。
また、子どもが「行きたくない!」とぐずったときも無理やり連れて行く必要がないのもメリットの一つですね。
最悪、中古で売れる。
前回の記事でもご紹介したとおり、DWEは中古でも売れます。最初の投資金額が大きくても、中古で売れば少なからず戻ってきますね。
DWEのデメリット。
ここからはDWEのデメリットについて紹介します。
親がある程度管理しないといけない。
DWEは親がある程度声をかけたり、DVDをかけたり、一緒に絵本を読んだり、親が関わっていかないと続かない英語教材です。
英語教室は送り届けてしまえば、あとは教室にお任せできるのかもしれませんが、DWEは子どもの様子・状態にあわせて、使う教材を管理する必要があると思います。
つまり、親のモチベーションが下がったり、努力をし続けないと子どもも続かないということだと思っています。
アウトプットの量が少ない。
英会話教室に比べ、DWEのアウトプットは週に1回のテレフォン・イングリッシュ(数分)がメインで、あとは有料のイベントに参加するしかアウトプットの場がありません。その他、DWEの英会話教室もありますが、こちらは通常の英会話教室とほぼ変わらない金額です。
他にアウトプットが必要にあった場合は、親が探して用意してあげる必要があります。
英会話教室のメリット・デメリット。
英会話教室のメリット。
英語力は、教室へお任せできる。
私は英語が本当にできないので、子どもの英語がどれだけできているのか判断できません。英語教室に行けば、その子どものレベルにあわせて指導をお任せできるのは大きなメリットだと思います。
アウトプットの場がある。
先生に実際に会えるというのも、楽しみながらできるメリットのひとつでしょう。
週に1回必ずアウトプットしなければならない場があるというのは、とても大きなメリットだと思います。それがネイティブの先生ならなおさらですね。
DWEではテレフォンイングリッシュ(数分)か、イベントに行くしかネイティブの先生と話せる場がありません。
生身の人間と話して、その反応を得ることが一番のアウトプットだと思います。
英会話教室のデメリット。
高い。DWEの方が安いケースも。
日本人の先生だとお安いですが、DWEと同じネイティブの発音を、と考えているならばネイティブの先生がいる教室を探すと思います。
我が家の近郊にあるネイティブの先生がいる教室は、だいたい月1万円前後しましたので、12才までを換算すると、実はDWEとそう変わらない金額ということが分かりました。
さらに、英会話教室はきょうだい分の教材費もかかってきます。我が家は当時、子供は3人と想定していたので、それも換算すると実はDWEの方がとても安かったのです。
送り迎えが必要。
雨の日も雪の日も、教室まで送り届けなければいけません。車での送迎が苦じゃない人はいいかもしれませんが、車を持っていない方や、あまりにも教室が遠方にある人は、その送迎の負担について考えたほうがいいと思います。
また、きょうだいがいる方は、もしどちらか一人が風邪など病気で行けない場合は、どうするのか(きょうだい全員休ませるのかどうか、元気な子は通わせるなら、その送迎はどうするか)などを考えておく必要があります。
また、送迎するということは先生やお友達、お友達の親御さんに会うということである程度のお化粧も必要です。
途中でやめたら何も残らない。
DWEは途中で挫折したとしても中古で売るという手段がありますが、英会話教室にはそれがありません。掛け捨てです。
転勤や引越し、妊娠などで送迎が難しくなる、などの予定がある人は、それも想定して考えられたほうがいいと思います。
我が家がDWEを選んだポイント。
以上を踏まえて、我が家がDWEを選んだポイントは、
- 週に1回のインプットより、毎日質の高い発音を聞かせたほうが効果があると思った。
- 雨や雪、子どもがぐずっても、家の中でなら続けられる。
- 通うまでの送迎の時間を公園などの外遊びに使いたい。
- 途中でやらなくなったとしても、小学校→中学校の再勉強に役立つ。
- 引越しの予定がある。
- 中古で売れる。
- 親も一緒に勉強できる。
以上のような理由で英会話教室ではなく、DWEを選びました。
まとめ。
いかがでしたでしょうか?
4年前のDWEを購入した時のメモを見返しながら、当時我が家が検証したことをまとめてみました。
中古DWEで買うか正規品で買うかを検証した記事もありますので、購入前の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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