【英語の発音練習Lv.3】発音記号を把握する。

【英語の発音練習Lv.3】発音記号を把握する。

前回は、目標を明確化しました。

前回の記事では、ざっくりした目標をさらに明確化する作業を行いました。手段や手順などは、おいおい詳しくしていきたいと思います。

また、この目標も2019年10月現在のものなので、到達段階によっては目標を追加するかもしれません。英検を受ける、など、やはり身についたものを視覚化できるとやる気がでるように思っています。

発音記号をについて調べてみた。

今回は、目標にもあげていた「DWEの絵本を中身を把握する」ために、 発音記号には何があるのか、調べてみました。

発音記号、学校で習った記憶ありますか?

私は昭和60年生まれですが、全く習った記憶がありません。ただ先生の言ったことを復唱するだけでした。

発音記号は統一されていない?!

個人的に調べたところ、発音記号には2つの発音記号があるそうです。

  • 国際発音記号(IPA)
  • Jones式発音記号

の2種類です。

Jones式発音記号は、国際発音記号(IPA)をわかりやすく簡略化したもので、普段私たち日本人が多く目にしているのは、こちらのJones式発音記号になります。

国際発音記号(IPA)は世界の発音記号を網羅しているもので、英語にはない発音もあるとのことです。ですので、こちらのサイトで覚える発音記号は、このJones式発音記号とします。

英語の発音記号は43種類?

英語を話すのに必要な発音記号の種類がいくつか、いろいろなサイトや本によって諸説あるようですが、私が持っていて非常に参考にしている本(『英語耳 発音ができるとリスニングができるようになる』松澤喜好著)によると、43種類ありました。

そのうち、日本語と同じ発音もあるようで、実際に新しく身につけなければいけない英語の発音は20個前後の模様です。少し一安心。

発音記号とフォニックスは全くの別物だった。

英語の発音の学習方法について検索すると、よく出てくるフォニックス。英語圏の子供が英語を習得するために考うられた指導法のひとつで、スペルと発音の法則をわかりやすくしたものだそうです。26個のフォニックスを覚えてしまえば、75%の単語を発音できるようになるそうです。

「じゃあ、発音記号ではなくてフォニックスを学べばいいんじゃないの?」

と思ったのですが、フォニックスにはルールが多様化されていれ、例外も多いそうです。逆に発音記号には、その記号が書いていないと、なんと発音すればいいのか分からないというデメリットがあります。

子どもにはフォニックス、大人は発音記号を。

「じゃあ、どちらで学ぶのがいいの?」

次に出てきた疑問です。調べてみたところ、どちらも必要。ただ、大人はすでに日本語耳になっているため、きちんとした発音記号を身につけておかないと、どこかカタカナ英語に引っ張られてしまうことがあるそうです。

フォニックスについてはまた後日記事にしたいと思いますが、英語の矯正のためにも大人はまず発音記号の知識をしっかりと身につけ、発音できるようになるほうがベターなようです。

発音記号を一覧にまとめてみました。

下記は参考にしている英語耳からの発音記号を、DWEに出てくる単語で例をまとめたものになります。

発音記号(例)単語 (例) 単語を発音記号で表すと
s sing sɪŋ
z busy bízi
ʃ sheʃiː
ʒ televisiontéləvìʒən
ppigpíg
b boy bɔi
teat íːt
d dogdɔːɡ
kcakekeik
g goodgud
f flogfrɑg
v veryveri
θ thank θæŋk
ð mother mʌðər
catchkætʃ
justdʒʌst
h househaus
l livelív
m mousemaus
n manmæn
ŋ morningmɔːrniŋ
wwhitewait
j you ju
a boxbaks
æ catkæt
ʌ comekʌm
əːr herhəːr
ər flower flauər
carkaɚ
ɔɚ doordɔɚ
ɔː walkwɔːk 
ə awayəwei
feetfiːt 
isitsit
eheadhed
foodfuːd
ucookkuk
ai crykrai
eieighteit
ɔiboybɔi
aucowkau
ou go gou
rredred

発音記号をグループに分ける。

英語は、大きく母音(vowels)と子音(consonants)の2つから構成されています。さらに細かくグループ分けすると、短母音、長母音、複合母音、無声子音、有声子音となります。

日本語の母音は「アイウエオ」の5音しかありませんが、英語には上記の一覧では母音が20音近くあります。

この母音の発音練習が大変そうだなと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本語にも共通する発音があるとはいえ、発音記号の種類がかなりあることがわかり、やはり発音を身に着けるのは一石二鳥ではいかないなということがわかります。

効率的な発音の練習方法もこれから調べていきたいです。