【DWE】親の押しつけ?仕事ができなくなる?英語の早期教育の必要性について。

【DWE】親の押しつけ?仕事ができなくなる?英語の早期教育の必要性について。

英語教育は早ければ早いほどいい?

前回、LとRの聞き分けについて記事にしました。

今回は、前回の記事で書ききれなかった、英語の早期教育についてまとめてみたいと思います。

我が家はディズニー英語システム(DWE)を第一子が生後7ヶ月のときに購入しましたが、その時に調べ、感じたことについてご紹介したいと思います。

DWEやワールドワイドキッズ(WWK) 、英語の早期教育について検討されている方の参考になれば嬉しいです。

幼児期は言語獲得の黄金期。

英語早期教育について多く語られているように、生まれたばかりの赤ちゃんは、なんでも全ての音を聞き取れますが、育った環境によって必要な音と要らない音を区別して聞き分けるようになると言います。

この言語獲得する黄金期は満9〜10才ごろまでと言われています。ホットラインで相談したときも話が出てきた修正能力の話も同じですね。

聞き取り以外にも、幼児期が言語獲得の黄金期と言われる理由があります。

  1. まねることが上手。
  2. 繰り返しが大好き&耐えられる。
  3. 聴覚、発音などの器官が柔軟。
  4. 失敗を恐れたり、恥ずかしがったりしない。
  5. 異質なものに対する抵抗感がない。

DWEは1や2には特に特化した教材になっていると思います。この乳幼児期を逃すと、器官が発達してしまったり、羞恥心の芽生えなどから、外国語を獲得するのが難しくなっていきます。

「やりたい」と言い出してからでは遅い。

我が家には、本人が「やりたい」と言ったら習い事をさせてあげたいというルールがありました。しかし、「やりたい」と言い出すころはどんな時期でしょうか。

「やりたい」と発言できるということは、まず日本語を獲得していて、ある程度成長したころだと思います。既に日本語に必要ない音は捨てつつあるので、その頃にはネイティブの聞き取りには苦労すると思いました。また、英語と日本語という存在の区別がはっきりできているので、英語の練習を恥ずかしがったり、英語を勉強することに対する違和感もあるでしょう。

また、他の習い事を始めたり、部活が始まったり、試験があったりと、成長するにつれ英語を触れる時間を確保することが難しくなっていくということもあります。

英語を身につけるという点において、乳幼児期が一番身につけるのに十分な時間があるということが分かると思います。

DWEで育った兄妹。発音が違う?

ここで、当時のDWEのサンプルDVDにはなく、当時の営業の方に見せてもらったDWEの広報用?DVDの例をご紹介します。

それはDWEを使っている3兄妹の話です。

3人ともDWEがある環境で育ちました。全く同じ教材を使っている3兄妹ですが、ただ一つ違うのは、3人ともDWEをスタートする時期が違うということでした。1番上の子は小学生?ぐらいで、ある程度日本語を習得してからDWEを始め、末っ子は生まれた時からDWEがある環境で成長しています。

3人の発音を、ネイティブの方に判定してもらうと、生まれた時からDWEに触れていた末っ子が一番ネイティブに近い発音をしているという判定でした。DWEに触れている時間に関しては、末っ子が生まれる前からDWEがある一番上のお兄ちゃんの方が触れているはずなのに。

このことからも分かるように、英語に触れる時期が早ければ早いほど、ネイティブに近い発音ができることが分かると思います。

私が思う、乳幼児期に英語が必要な理由。

ベストな時期に、苦労しないために。

英語の早期教育について調べると、批判的な意見も多く見受けられると思います。「日本語が疎かになって話さなくなる」「バイリンガルは仕事ができない」「親の押しつけ」などです。

親の押しつけ?ごもっとも。私は子どもに苦労をかけたくないのです。誰だって苦労はかけたくないでしょう。確かに苦労を乗り越える経験も必要かもしれませんが、英語に関しては断念する可能性が高いと思っています(私がそうだった。)。

そして、親の私も、英語の教育を子どもが必要としたときに、教室へ送り迎えをしたり、「勉強しなさい!」と怒ったり催促したり苦労をしたくなかったのです。もちろん、DWEも続けるための親の苦労はありますが、教室への送り迎えや怒ったりしてイヤイヤ続けるよりも、親子で楽しく英語を触れる経験のほうが良いなと感じました。

現在我が家ではDWEをしていますが、英語を押しつけているかどうかと言われれば、押しつけていないと自分では思っていないし、そうならないように心がけています。おうちで英語の環境づくりはしていますが、子どもが好きなものを見せ、遊ばせるようにしています。

バイリンガルは仕事ができない?日本語が疎かになる?

仕事ができないやら日本語が疎かになるなどは、個人的には本人の資質だと思っています。おしゃべりの子は日本語も英語もおしゃべりになるし、本当に全てのバイリンガルが仕事ができないなら、複数言語を話すことができていて、世界で活躍している人たちは全員仕事ができないのでしょうか?

少なくとも在宅ワーカーの私よりは、格段に役に立つ仕事をしていると思います。

複数言語を話せる人たちが世界にはたくさんいて、これからも英語が必要とされなくなることはないと考えています。子どもたちも世界で活躍する人間になって欲しいというのは高い望みかもしれませんが、もし子どもたちが英語への苦手意識から、将来の選択肢を狭めてしまわないようになってほしいなとおもいます。

質の高い、レベルに合った英語を。

では英語の早期教育には何をするのがいいのか?と考えると、我流でやるには限界があります。

ただネイティブの英語を聴かせればいいと思って、子どもには難しい映画や洋楽、ニュースなどを見せていても、子どもが興味なく、必要ないと思ってしまえば、それは必要ない音として聞き取らなくなってしまうでしょう。

子どもの興味をひき、ネイティブの発音として質の高い英語を、年齢レベルに合った英語を段階を踏んで聴かせることを思うと、我が家はDWEがベストと考えました。

購入から4年後の我が家は。

英語が身近な存在になった。

生後7ヶ月でハイハイも出来なかった第一子は、車と電車と爬虫類が大好きな4才の男の子になりました。英語が話せるかというと、全く話せません。ライトブルーCAPすら取得していません。日本語が流暢かと言われると、そうでもないですが、4才なりの会話はできます。

ただ、ニュースや映画やDVDを英語音声で見ていても自然に見ているし(理解しているかは不明)、「ここは英語の音声のほうが好き」「このワニは英語でなんていうんだろうね」など、英語に対する興味は強いと思います。我が家の生活には、英語が自然と身近な存在になっていて、子どもたちも違和感なく取り込めていると思っています。

きっと日本語の環境で乳幼児期を過ごしたら、近い将来「なんでわざわざ英語を勉強しなくてはいけないのか?」「日本で生活しているし、英語が話せなくても支障はない」「英語はできるだけ話したくない」というような悩みをかかえ、英語に対する拒否感は生まれていただろうなと思っています。

乳幼児期に話せるようになることが全てではない。

我が家はDWEの卒業は小学校高学年12才頃までにと目標を決めています。乳幼児期に卒業してしまい、小学校に突入してしまうと日本語の環境がメインになってしまい、英語から離れてしまうと発音もだんだんと忘れてしまうからです。

また別途英語教室に通ったりなど、アウトプットする環境を設定する必要があるので、我が家は乳幼児期に話せることがベストとは思っていません。

普段から英語を気長に、たっぷりとインプット・アウトプットを続けることで、英語が身についていくのでは?と思っています。

まとめ。

いかがでしょうか?

今私自身が、「英語をやり直したい」と覚悟を決めて、改めて英語の勉強をしていますが、英語が話せるようになるには学校教育では足りませんでした。

また、大人になって、社会人になって、親になってからでは時間が足りないし、独学では難しい。ちゃんと学びたいと思うと、それなりにお金がかかります。

今後、子どもたちがどういった英語教育を学校で受けるかは分かりませんが、英語を身近に感じる生活環境にしていることで、将来学校においても、仕事においても、「子どものころ普段から英語に触れていた。英語は身近な存在だ」という体験・経験は、いつか子どもたちの力や自信になると思っています。