駅で困っている外国人を助けた。DWEキッズの反応が悲しすぎる。

駅で困っている外国人を助けた。DWEキッズの反応が悲しすぎる。

駅で困っている外国人に会いました。

先日、長男4才の年中さん発表会の振替休日で、平日におやすみの日がありました。

当然主人は仕事でおらず、ワンオペ状態。天気もいいけど寒い北海道の冬。長男のリクエストで札幌駅まで電車で行くことになりました。(長男は電車も大好き)

目的は夜までの時間潰しと子どもたちの体力消費…もとい体力づくり、パパへのクリスマスプレゼント購入のためです。

札幌まで行くと流石に中心部、人がごった返していました。長男の好きな電車を見るためにホームを行来していたのですが、ある時、目の前で外国人の方が明らかに切符を手にして迷っておられました。

その距離およそ1m。

思いきって声をかけた。

「どうする俺」(古い?)とばかりに迷ったのですが、自分自身が英語を勉強する目標として、「困っている外国人を助けてあげれるようになる。」ために、「街に出て困っている人に話しかけてみる。(2020年4月まで)」というスモールステップを思い出し、思い切って声をかけてみました。

話しかけた英語。

私「Are you OK?」(困っていることがないか声かけしたかった)

どうやら南アジア系の方だったようで、あちらも英語は片言だったのかなと思われます(いや、単に私のヒアリング力がなさすぎたのかも)

かろうじてチケットを持っていたことと、「OTARU」は聞き取れたので、何番線に乗ればいいのか迷っていると察し。

私「There,No.2, 11:52...」(あっちの何番線で何時出発か答えたかった)

と答えて一度は「OK」と納得してもらえたものの、チケットの数字部分を指差し、なにかを聞かれていました。時計のジェスチャーで、チケットに書かれている数字が新幹線のように時間指定なのかどうかを聞かれているかと思い、

私「All time is OK.」(どの時間でも乗れます、のようなことを答えたかった)

と答えると、納得した様子でお互い去っていきました。

英語の対応をチェックしてみる。

困っている人への声かけ。

まず、困った時の声かけは「May I help You?」が有名ですが、この「May I ~?」はへりくだった表現なんだそうです。

May I help you? は非常にへりくだった言い回しで、通常は店の店員がお客様に対して、あるいは電話を受けたときに使われます。

【May I help you?だけでは不十分】3つの「お手伝いしましょうか?」https://global-square.com/blog/may-shall-can-i-help-you%EF%BC%9F/

正解は、もしかしたら困っているかもしれないと思うときは、

Can I help You?

で通じるらしい。しかし中には、逆に困ってしまう方もいるようで、よりベターなのは、具体性を持たせるといいようです。

正直、「Can I help you?」 というと幅広すぎて、具体的にどんな風に助けてくれるのかは想像できません。

逆に困らせてしまう「CAN I HELP YOU?」を使わない方がいい https://iu-connect.com/r-007-%E9%80%86%E3%81%AB%E5%9B%B0%E3%82%89%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86%E3%80%8Ccan-help-you%E3%80%8D%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%84/

今回の場合でいうと、

Are you lost?

What are you looking for?

だったかなと思います。

今回使った「Are you OK?」も、相手の今の瞬間に対して聞いているので、間違いではなかったように思います。

○番線です。

あーんなにトーマスいっぱい見てたのに、ちっとも頭に入っていなかった何番線。(悲)

正解は、

track No.◯◯

もしくは、

platform No.◯◯.

でした。

「You can ride from platform No.◯◯」とか「Please take the 11:52 train for OTARU from platform No.2」だとよりわかりやすかったかなと。

どの時間でも乗れます。

持っていた乗車券はシート指定がない自由席だったので、どの時間帯でも乗れるものでした。ですので、

You can ride any train for Otaru.

とかだったなーと思います。

振り返って思うこと。

英語のレビュー以外に思ったことをメモにしておきます。

まず英語は出てこない。

瞬間英作文を途中でやめたことをちょっと悔いました(笑)

英語ではなんて言えばいいのか、日本語→英語という作業がやはり時間がかかるなと思いました。日本語に引っ張られてしまう。英語脳のように、スムーズに言いたいことをパッと出すためには、フレーズの強化と応用力を高めないといけないなと思いました。

駅構内は案内しやすい。

駅構内はうるさくて何言ってるか聞き取りづらいのですが、駅構内で迷っているなら、まだ案内がしやすいと思います。首都圏だと乗り換えが複雑なので説明も難しいと思いますが、札幌は乗り換えもほぼなくシンプル、構内ならそれほど広くもないので最悪「Follow me」で行こうと思いました。

道端でどこ行くか尋ねるよりも、お手伝いが完結しやすいと思いました。

下手に英語で行かないほうがいいかも。

英語をまだ勉強中の身、まるで英語ができるかの体で「Are you OK?」と聞いたのは逆に期待をさせてしまって迷惑だったかも?と思いました。

でも、自分自身、経験を積みたいので、目の前にいたら声をかけていきたい。

日本に観光をしにきたのなら、おもてなしも含めて、「こんにちは」と日本語で話しかけたほうが、日本に来た!って感じがしていいかなと思いました。

私なら外国にいって片言の「コンニチワ」よりも現地の「Hi!」やら「Hello」で声かけられたほうが嬉しい。

切符も外国語併記されたらいいのに。

乗車券を見せてもらったら、確かに紛らわしい数字がいっぱいでした。看板表示もあるとはいえ、看板が多すぎてごちゃごちゃしているので、外国人の方にはわかりづらいんじゃないかなと思いました。

翻訳アプリを入れておく。

まだまだ英語初心者の身であることをすっかり忘れていた私。そして相手が今回南アジア系で英語を理解できる方だからよかったですが、次声をかける方が英語ができるとは限らない。いざというときのために翻訳アプリは入れておくべきだなと思いました。

そばで見ていたDWEキッズの反応は。

ここで気になる、DWE歴4年の長男の反応。

私が声をかけたのは、そばに長男4才がいて、目の前の困っている人をスルーしない姿勢を親として見せたかったのもありました。帰り道に長男に聞いてみました。

私「ママ、駅で初めて外国人を助けられたよー。見てた?」

長男「え?おぼえてない」

おぼえてない!

(衝撃)

まとめ。

寝る前に主人に報告していたら、長男が思い出してくれたようで「やっぱり僕知ってる!とっても汗かいてたよね」と言っていました。

逆にママは相手の顔はよく見れなかったよ。ちなみにママもめっちゃ汗かいた。

以上、初めて困っている外国人をお助けした話でした。

次回はもっとスムーズに英語がでてくるといいな。