ThereとTheirとThey’reの発音の違い。実は「ゼア」じゃない。【英語の発音練習Lv.12】
こんにちは!2児のママ、shrekです。今回は、英語の発音についてお話ししようと思います。特に、日本人の英語学習者にとって難しいとされる「ð」という音に焦点を当てます。
英語の「ð」の発音は、日本語話者にとって非常に難しいものの一つです。私自身も、英語の歌を子供たちと一緒に歌う際に、この発音に悩まされることがあります。例えば、ディズニー英語システム(DWE)の “The Bellybutton Song” を一緒に歌っていて、”ð” の発音が苦手だなぁ、と感じたことがあります。
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しかし、英語の発音は正確であることが非常に重要です。正しい発音は、他の人とのコミュニケーションを円滑にし、誤解を避けるのに役立ちます。
また、いろんな英語の動画を見ていく中で、”there”と同じような発音に”They’re”と”Their”があることを知りました。そこで今回は、「They’re」、「There」、「Their」といった英単語の発音の違いに焦点を当て、正しい発音のポイントをご紹介します。
気になる方はこちらの記事をクリックしてみてくださいね!
私自身、DWEの Sing Along! 2″の “Let’s have a birthday party” や “Ten Little Candles” で “there” の発音がうまくできなくて、泣きそうになった経験があります。(thereがたくさん出てくるので…)
中学生のころからも思っていましたが、DWEを一緒にやるようになって、より「ð」の発音が難しいことを実感しました・・・
しかし、英語の学習は挫折せずに続けることが大切!
正しい発音を身につけるために、私が学んだことを紹介します。
それでは、まず最初に「There」の発音から見ていきましょう。
“There” の発音と例文
まず、”There” の発音についてお話ししましょう。この単語は「ð」の発音を含んでいます。
この記号ðはeth(エス)と呼ばれています。
日本語話者にとって難しい音ですが、しっかりと練習すれば克服できます!
“ð” の発音は、上の前歯の裏側に舌の先を軽く当て、舌と歯を軽く触れ合わせて、そして、息をゆっくりと出すと、声帯が振動して音が出ます。これが”ð” の発音です。
“There”の正確な発音は「ゼア」ではなく、「デア」に近いです。
日本語カタカナの「ゼア」で発音すると、ðではなく、zの発音になるので間違いになります。
舌を上の歯の裏に当て、軽く息を吹きかけるように言います。舌が歯に触れることが大切です。
それでは、”There” の一般的な使用法や例文を見てみましょう。
- 場所を示す意味での使用:
- “The park is over there.”(公園はあそこにあります。)
- “Is my bag over there?”(私のバッグはあそこにありますか?)
- 存在を示す意味での使用:
- “There is a cat in the garden.”(庭に猫がいます。)
- “There are many books on the shelf.”(本棚にはたくさんの本があります。)
- 位置を示す意味での使用:
- “Put the vase there, next to the window.”(花瓶を窓の隣に置いてください。)
- 特定の状況や事実を示す意味での使用:
- “There is no need to worry.”(心配する必要はありません。)
- “There seems to be a mistake.”(間違いがあるようです。)※自分でもミスしたことを認識しているケースは”mistake”、知識の欠如などで自分の誤りを自分で認識できないケースでは”error”を使う
“Their”の発音と例文
“Their” は、所有を示すための形容詞であり、複数の人や物が何かを所有していることを表す際に使います。正確な発音は「ð(エス)」の音を含み、これは “There” の発音と同じで、正確な発音は「ゼア」ではなく、「デア」に近いです。ここでは、”Their” の使用法と例文を紹介します。
- 所有を示す意味での使用:
- “That’s their house.”(あれは彼らの家です。)
- “I like their taste in music.”(彼らの音楽の好みが好きです。)
- 集団や団体全体の所有を示す:
- “The team lost their game.”(そのチームは試合に負けた。)
- “The company increased their profits.”(その会社は利益を増やした。)
- 複数形名詞に関連する所有:
- “All of their cars are red.”(彼らの車はすべて赤い。)
- “I love their books.”(彼らの本が大好きです。)
“Their” の発音は “There” と同じです。上の前歯の裏側に舌の先を軽く当てます。舌と歯を軽く触れ合わせることが大切です。正確な発音を練習することで、英語の会話やコミュニケーションがスムーズになります。次に、”They’re” の発音と使用法についても見ていきましょう。
“They’re”の発音と例文
“They’re” は、英語の短縮形で、”They are” の短縮形です。正確な発音は「ð(エス)」の音を含み、これは “There” および “Their” の発音と同じで、正確な発音は「ゼア」ではなく、「デア」に近いです。
ここでは、”They’re” の使用法と例文を紹介します。
- “They’re” は “They are” の短縮形 として使われます。つまり、複数の人や物が現在何かをしていることを表現します。
- “They’re my best friends.”(彼らは私の親友です。)
- “They’re going to the park.”(彼らは公園に行く予定です。)
- “They’re” は身体的な特徴や性格を説明する際にも使用されます。 この場合、特定の人々が一般的に共有している特徴や性格を表現します。
- “They’re very tall.”(彼らはとても背が高い。)
- “They’re friendly and helpful.”(彼らは親切で助けてくれる。)
- “They’re” は感情や状態を表す際にも使われます。 人々の感情や状態が共通している場合に使用します。
- “They’re excited about the trip.”(彼らはその旅行に興奮しています。)
- “They’re tired after a long day.”(彼らは長い一日の後で疲れています。)
“They’re” の発音は “There” および “Their” と同じです。上の前歯の裏側に舌の先を軽く当てます。舌と歯を軽く触れ合わせることが大切です。この短縮形は日常英会話で非常に頻繁に使用されるため、一緒に正確な発音をマスターしていきましょう!
国や地域によっては「それぞれ発音が違う!」という意見も
イギリスに住んでいる方やネイティブの先生に教わった人は発音が同じという意見が多かったですが、中にはこんな意見もありました。
カナダ人の英語の先生は違うと認識していて、発音の違いを教えようとしてくれました。 私には音の違いがどうも分かりませんでしたが・・・・(-_-)
https://okwave.jp/qa/q8606039.html
国や地域によっては発音を区別しているところもあるようですね。ただそれでも、違いがよくわからなかったようです。
同じ発音でも伝わるようなので、私は同じ発音でもいいと思っています。もし気になるのであれば、あなたがなりたい英語発音をしている人をYoutubeなどで探し、その人の発音はどう分けているのか、そこから練習するのもいいと思います!
区別のポイントと混同を避けるためのヒント
英語の “There”、”Their”、”They’re” の発音は、いずれも同じであるため、聞き手にとっては混同しやすい単語です。しかし、正確に使い分けるためのポイントやヒントがあります。
まず、これらの単語は文脈によって使い分けられます。例えば、”There” は場所を示す言葉として使われ、”Their” は所有を示す形容詞として使われます。一方、”They’re” は “they are” の短縮形で、動詞として使われます。
混同を避けるために、以下のポイントを覚えておくと役立ちます:
- 文脈を確認しましょう:文脈からどの単語が適切かを判断しましょう。場所を示す文脈であれば “There”、所有を示す文脈であれば “Their” を選びます。
- “They’re” の識別:”They’re” は “they are” の短縮形です。動詞として使われるため、主語や動詞に合致するかどうかを確認しましょう。
- 発音の練習:発音は同じですが、単語自体が異なります。発音に慣れるために、単語だけではなく文章全体で繰り返し聞いて、発音練習を行いましょう。
これらのヒントを実践することで、 “There”、”Their”、”They’re” を正確に使い分け、コミュニケーションでの混同を避けることができます。
There,Their,There’reの/ð/の発音方法
英語の “th” の発音、難しいですよね。特に、有声歯摩擦音(ð)と無声歯摩擦音(θ)の区別は、今も苦手です。ここで、ðの発音とθの発音のポイントをまとめてみましょう。
有声歯摩擦音(ð):
上の前歯の裏側に舌の先を軽く当てます。舌と歯を軽く触れ合わせることが大切です。 そして、息をゆっくりと出すと、声帯が振動して音が出ます。だから「有声」と呼ばれるのです。 練習には、”this” や “feather” などの単語が役立ちます。
この音の正しい発音をマスターするために、以下のステップを試してみてください。
- 舌の位置を見つける: 最初に、舌の先を上の前歯の裏側に軽く触れさせてみてください。そして、舌を歯の裏から歯の付け根まで徐々に移動させてみてください。自分の舌の長さに合った、発音しやすい位置を見つけます。
- 声帯を振動させる: 正しい発音には、声帯の振動も重要です。舌を歯に触れさせながら、声帯を振動させてみてください。声帯の振動があるため、[ð] は「有声」音と呼ばれます。
- 練習: この音を正確に出すために、英語の単語やフレーズでの練習が役立ちます。例えば、「this」や「feather」などの単語を使って発音を練習しましょう。
- 音声ガイダンス: オンラインの発音ガイダンスや動画を活用して、実際の発音を聞きながら練習することもおすすめです。
無声歯摩擦音(θ):
これも、舌の先を上の前歯の裏側に当てます。舌を歯に触れさせるのは同じですが、声帯は振動しません。 声帯の振動がないので、「無声」と呼ばれます。 “think” や “math” などの単語で、無声歯摩擦音の練習ができます。
発音のコツは、練習です。継続的な練習が必要ですが、あきらめないでください。英語学習の過程で、少しずつ慣れてくることでしょう。頑張りましょう!
DWEで/ð/の発音をたくさん練習できる曲
/ð/の発音を身につけるために、たくさん口に出して練習してみたいですよね。
DWEのSing alongの中で、/ð/の発音がたくさん出てくる曲は以下になります。
- DWE Sing Along 5(Green) / The Tree in the Hole
- DWE Sing Along 2(Blue) / Let’s Have a Birthday Party
- DWE Sing Along 7(Lime) / The Circus Train
There以外にも、TheやThatなどが頻出するので、繰り返し練習して/ð/の音をマスターしましょう!
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まとめ
この記事を通じて、”They’re”、”There”、”Their” の発音についてまとめてきました!
日本語のカタカナ表記である「ゼア」と発音することか迷うところですが、実際には “There”、”Their” 、”They’re” は「ゼア」と発音するのではなく、どれも「デア」と発音することが正しいです。正しい英語の発音を身につける上で重要なポイントです。
正しい発音を覚え、リスニング力を鍛えることで、コミュニケーション能力が向上し、自信を持って英語を話すことができるようになると思います!間違った発音や混同を避けるために、この記事で紹介されたポイントを覚え、実践してみてくださいね。英語のスキル向上に向けた一緒に頑張っていきましょう!
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